本演習では DrScheme というソフトウェアを利用して Scheme 言語によるプログラムを作成します。 DrScheme は西7号館の演習室のコンピュータにあらかじめインストールされています。こちらから Windows 版などもダウンロードすることができます。
このページでは DrScheme を使って Scheme プログラムを書くのに必要な操作を説明します。 例として、演習室のコンピュータで DrScheme を起動し、簡単なプログラムを作成して、実行するまでの過程を説明します。
DrScheme を起動するためにはまず Finder を起動してください。 Finder はファイルの実行や作成、移動、削除などをおこなうためのソフトウェアです。 画面下のメニュー(ドック)に並んでいるアイコンの中から、Finder のアイコンである

をクリックしてください。Finder が起動します。
Finder ウィンドウが現れたら、まず、右側の「App」というアイコンをクリックします。次に、右側に現れた複数のフォルダの中から「Software」フォルダのアイコンを探してダブルクリックしてください。 そしてその中にある PLT Scheme v360 フォルダのアイコンをダブルクリックして開いてください。 下のような画面になります。
このフォルダの中にある、DrScheme のアイコンを画面下のドックにドラッグ(クリックしたまま動かすこと)して、マウスボタンを離してください。 ドックに DrScheme のアイコンが追加されます。
DrScheme を起動するにはこのアイコンをクリックしてください。以下のようなウィンドウが表示されます。

DrScheme でプログラムを作成する前に、DrScheme で作成したプログラムを保存するフォルダを作成します。
まず Finder を起動します。 Finder ウインドウの左側の「書類」というアイコンをクリックしてください。 次に、画面上のメニューのファイルをクリックし、「新規フォルダ」を選んでください。

「名称未設定フォルダ」というフォルダができるので、フォルダ名の部分に scheme と入力してください。(うまく入力できない時はフォルダ名の部分をクリックしてから入力してみてください)

これで DrScheme で作成したプログラムを保存するフォルダができました。
次に、さきほど作成した scheme フォルダのパーミッションを変更します。 作成したばかりのフォルダは他の人が中身を見ることができる状態になっています。 このフォルダには課題で作成する Scheme プログラムを保存しますので、中身を自分以外の人が見られない状態にしておく必要があります。
scheme フォルダを選択した状態で、画面上にあるメニューの中から「ファイル」をクリックし、「情報を見る」をクリックしてください。

新たにウインドウが現れます。 このウインドウの「所有権とアクセス権」の左側の三角形をクリックし、さらに「詳細な情報」の左側の三角形をクリックしてください。 「グループ」欄の下にある「アクセス」欄が「読み出しのみ」となっていますので、これを「アクセス不可」に変更してください。変更したらこのウインドウを閉じてください。

次に、DrScheme の設定を行います。 DrScheme のウィンドウをクリックしてアクティブにしてからメニューの「言語」をクリックすると、以下のようなメニューが出ますので、

「言語の選択...」を選んでください。 すると、

のように様々な言語が表示されますので、PLT の左の三角をクリックして、Pretty Big を選び、OK ボタンをクリックしてください。 最後に「実行」ボタンをクリックすると DrScheme が使えるようになります。
DrScheme のウィンドウは上下に二分割されています。上側のウィンドウにはプログラムを書き、下側のウィンドウで実行を行います。 例として、日本語版教科書 4 ページ(英語版は 8 ページ)のπを使った計算プログラムを作成しましょう。
まず、上側のウィンドウに変数 pi と radius の値を定義し、円の面積を求めるプログラムを書きます。

上側のウィンドウにプログラムを書くと「保存」ボタンが出現します。 プログラムを作成し終わったら、保存ボタンをクリックします。 すると、「ファイルの選択」ウィンドウが出ますので、

Save As: の右のボタンをクリックしてファイル選択ダイアログを出します。

このダイアログからさきほど作成した scheme フォルダを選び、Save As: の欄に保存したいファイル名を入力します。(例えば、pi.scm とします)
保存したら「実行」ボタンをクリックします。

下側のウィンドウに 314.159 と表示されれば成功です。 エラーが表示された場合はプログラムに打ち間違いがないかチェックしてください。
下側のウィンドウではこのプログラムで定義した変数を用いて、インタラクティブにプログラムを実行させることができます。 例えば、円周を求めるには

のようなプログラムを書くことができます。上側のウィンドウとの違いはプログラムとして保存されない点だけです。